前書き
中国と日本は一衣帯水の友好隣邦である。両国間における文化交流は、その源は遠く、長い歴史を持っている。中日国交正常化30周年にあたって、両国の文化交流をさらに深めるために故宮が収蔵する日本文物の一部をを展示することになりました。
本展は書籍、絵画(書跡を含む)、磁器、琺瑯、金属器、漆器、染織、彫刻、家具などの文物からなっている。出品する文物は179件であるが、その多数は日本の江戸時代から明治時代まで(17〜19世紀)の精美なものである。これらの文物は日本皇室からの贈り物、清の宮廷に収蔵された舶来品あるいは1949年以降中国政府による所蔵機関の調整で故宮に移された文物や個人が寄贈した文物である。その種類も多く、数も多い日本文物は中日両国間における政治、文化交流の広さと深さを語っている。